防水工事
防水工事には種類があります。それぞれ長所短所があるので簡単に紹介します。
ウレタン防水
既存防水層を残して下地処理をして施工する為、産業廃棄物の発生が少ない。ゴムのような弾力がある一体性の高いウレタン防膜が創れる。
- むらなく均一に塗ります
- 塗膜防水非破壊膜厚管理工法 均一に塗れているか厚みも確認します
アスファルト防水(トーチ工法)
防水シートの裏側にあらかじめアスファルトが張り付けられている。ガスバーナーで炙りながらアスファルトを溶かし貼り重ねていく。耐用年数が長い。
- 下地を塗ります
- バーナーで炙りながら密着させます
- 仕上げ材を二度塗りします
塩ビ防水(シート防水)
防水材を乾かす時間が不要なので比較的工期が短い。塩化ビニール樹脂で作られた防水シートを下地又は緩衝材の上に貼って防水層を作る工法
- シートを隙間なく貼ります
- 防水材を乾かす手間もなく完成です
FRP防水
コストがかかる。軽く耐久性が高い。FRPシートを敷きその上から液状のプラスチック樹脂とトップコートを塗って防水膜を作る工法
- ガラスマット積2枚
- トップコートを塗ります
- 完成です
場所や建物の構造や材質、面積など条件によって工事の仕方が変わります。
建物に一番合った工法を見つける事が、この道52年の防水のプロである我々の第一の仕事です。
そして、最も適した工法で丁寧に仕上げるのが現場の職人の腕です。